ヘレン・ケラー来日

もい、えへんっ!!かんのです。おつかれさまです。
今日は、ニュースというか、論考です。福井新聞です。わたし、こう見えて新聞学科卒業なんですよね、たぶん。卒業証書を授与されたので、卒業してるはずなんです!!先生、卒業させてくれてありがとう!!あと学校の友達もありがとう!!わたし、卒業できたのはみんなのお蔭だって忘れないからっっ。それだけは、忘れないから!!ありがとうございます。ほんとにありがたい。大学って一人じゃ絶対卒業できないと思う。いろいろあるじゃん!大学生ってさー。

と、いうことで。論考2010。社会学者の芹沢 一也さんの記事です。
『新聞とミドルメディア 特性活かしつつ協働を』
なんで、新聞は紙と印字でできてるかご存知ですか?人間の三大発明とされる活版印刷、紙。と思ったら、三大発明は火薬、印刷、方位磁石でした!!えへへ
でも、わたし、紙漉きを自分でやってみたんです。今年と去年と。牛乳パックをパルプにして紙漉きしたんです。紙って、すごい、と単純な感想が出ました。ルーズリーフとかコピー紙とか広告の裏とかカレンダーとか、ちょちょいと書いてはぽぽいっと捨てておりますが。紙ってすごい。何故、こんなひち面倒くさい行程でつくられているものが1円以下で売られているのか、理解できない!!わたしの漉いた紙は5,000円でも売れないーーーっっ><とは思いませんでしたが。紙を1から作ろうと思ったらすごい途方もない作業だなぁ、とメモ用のカードを作って思いました。紙、無駄にできない。

で。何故、新聞は紙と印字で作られているのか?
何故かしら?

わたし、新聞学科卒業なのですが、分かりません。面目ないです。

伝えたいことがあるから新聞ができた。
今、インターネット上のポータルサイトに情報発信の根底を握られつつある。
なんで新聞なんだろう。インターネットでニュース検索すればいいじゃん!いいじゃん!!では済まされないと、わたしは何故か思うんです。いつも、思う、ポータルサイトのTOPニュース。それって、本当に必要な情報かなぁと。

インターネット広告費が新聞広告費を上回った事実、記事は紙媒体の新聞でなく、WEB上に移ったこと、情報は無料というネットの暗黙の了解、など現状を芹沢さんが教えてくれました。だったら、新聞をWEB上で展開すればいい、という議論になりがちですが、それはポイントがずれているそうです。

>新聞には、新聞にしかできないことがあるはずだ。

なんで、新聞は紙と印字なんだろう、という疑問にたどり着いたんです、わたし。
しかも、福井新聞だったら福井新聞にしかできないこと。朝日新聞だったら朝日新聞にしかできないことがある。紙と印字で伝えたいことを伝えたい人に届ける。わたしはそれを受け取って毎日なんかを考える。低コストで受け取れる情報、無料の情報。知人から見聞きして受け取る情報、本を買って知ること。出かけていって体験すること。新聞には新聞にしかできないことは必ずあるけど。読む側のわたしは、貴重な紙と三大発明の印字で作られた新聞をあたりまえに使ってほうれんそうやかぶをつつんで冷蔵庫に保存しておく使い方だけでなく。読んで考えて話してもっともっと新聞学科であることを誇りに思う必要があるのかなぁとは思いはしませんが。努力します。新聞学科で最近思い出した言葉。黒岩涙香