分かっていても一歩踏み出せない弱気

物騒な事件が多いですね。今日は福井新聞を拝読させて頂きました!朝は朝食当番だったのでそのまま仕事に流れてしまいました。超高齢社会日本、超高齢社会先進県の福井県。フリーターが6年ぶりに増加しバンコクで軍とデモ隊が衝突、北朝鮮核兵器保有、殺人未遂やら傷害致、火災、ほんとに毎日毎日物騒な事件が起っているのに日本は平和だなぁと思ってしまった新党結成。おっさんの趣味、みたいな印象が拭い切れないけれど、でも、若い世代に何ができる?と言われたら反論の余地はないところが切ないです。その中でも印象深い記事は。

福井県立高志高校 生物部の活躍です。
http://www.koshi-h.ed.jp/
生物部3年生3人が、福井市内で開催された日本雑草学会大会で学会デビューしたそうです。おおおお!!!
高志高校はスーパーサイエンスハイスクール指定校だ、そうです。知ってました?スーパーサイエンスハイスクール。わたしはお恥ずかしいことですが、初めて知りました。
本日の同紙内に「キケン」有川浩・著の本が紹介されておりました。理系男子熱血を描いた青春冒険メカニカル小説らしいです、わたしは読んでないので詳しくは分かりませんが。草食男子の分類で理系男子、というジャンルがあるみたいですね、日本、平和だなぁ、とついつい思ってしまう。

高志高校の理系男子は2008年に県内の外来植物の講義を受けたことをきっかけに、去年1年間学校周辺1キロ四方を地道に調査したそうです。雑草ですから、外、ですよね。暑いですよね。雨の日だって、晴れの日だって、調査はしなくちゃ結論出せませんもんね。手、足、頭、フル活用で地道に調査。ただパソコンの前でカタカタしてるだけじゃないっていう。"雑草"を地道に研究してきたっていう。すごい胸を熱くさせるエピソードです。

で。何が言いたいかっていえば。おっさんの趣味で新党結成するのもいいけど。(表現が悪くてすごくすみません)こうして、「生物の研究者になりたい」という夢に胸を膨らませ、明日を担う高校生の希望をもっときらきら輝かせてくれる大人はいないのか。わたしも大人ですね!!!わたしも大人ですよーーーー!!!

わたしは、夢見る大人が一生懸命生きてるって姿を見せるだけでも、高校生の夢が膨らむ要素の一つだと、思います。一緒に夢見ようゼ!!と背中で語るのもアリだと思うんです。夢は見てるだけじゃ叶わないし。夢が叶うのは稀だし。現実との兼ね合いで葛藤がありつつも。それでも一生懸命生きてるっていう姿が、わたしから感じ取ってもらえるように、池田町で生き生き働こう、とは思いつつもなかなか難しいです。現実は厳しいけど。ほんとに現実は厳しいけど。人の所為にしてたって仕方ないじゃない。政治のせいにしたって何も変わらないじゃない。
一緒に夢を見ようゼ。具体的な夢、大事。反省もほどほどに。